コロナ渦がなければ、英国の名門劇場、サドラーズ・ウェルズ劇場と日本の東急シアターオーブで昨年夏・秋で上演予定だった『SINGIN’ IN THE RAIN　～雨に唄えば～』。ついに来年、海を渡って彼らが来日します。初演からの主演キャストであるアダム・クーパーはそのまま、今夏のサドラーズ・ウェルズ劇場での上演に向けて英国で新たにオーディションを実施し、そのカンパニーが来年１月に日本公演を実施することが確定いたしました。英国での上演は7月31日（土）～9月4日（日）、英国・サドラーズ・ウェルズ劇場。日本公演は2022年1月22日（土）～2月13日（日）に決定しました。

新型コロナの影響で演劇界に大きな打撃を受けていた英国でも、ワクチンの普及で急速に被害を縮小させ、完全な規制撤廃までカウントダウンというところまで持ち直して活況を取り戻しつつあります。ワクチン接種が進み始めた日本でも、楽しむことを抑制しなければならないようなムードは徐々に緩和されていくはずです。観た人すべてをHAPPYにする本作は、この抑圧ムードを年初早々から一新してくれるに違いありません。

アダム・クーパーが演じる“ドン・ロックウッド”に会える最後のチャンスです！お見逃しなく！

ロンドンの稽古場から日本のみなさまへ、アダム・クーパーからメッセージが届きました

「皆さんこんにちは！　アダム・クーパーです。

今、私はロンドンで「雨に唄えば」のリハーサルの真っ最中です。当初の予定よりも約1年遅れてのスタートになってしまいました。稽古は週３回の検査とあらゆるものの消毒、マスクの着用など、コロナ感染対策の規制に則って進められています。このようなコロナ対策万全の環境での稽古は、私たちにとっては全く新しい経験です。でも、こうして私の大好きな「雨に唄えば」のリハーサルでスタジオに戻れることは何よりの幸せで、毎日がエキサイティングです。8月にはロンドンのサドラーズ・ウェルズ劇場で公演します。そしてもちろん、その後やっと日本に戻り、この素晴らしい作品を皆さんと再び分かち合うことができることが、本当に、本当に待ちきれません。

この1年半、世界中で誰もが本当に大変困難な時間を過ごしました。しかし、今、（英国人の）私たちはワクチンや私たちの様々な努力の成果で、この状況を乗り越えたのです。その事実を祝ってよいのだと思います。そして再び人生の素晴らしさを感じるには、『Singin’ in the Rain』を観るのが一番です！　皆さんもご存知のように、この作品はとても元気が出る作品です。ですから1月に、皆さんとシアター・オーブで直接お目にかかれるのが待ちきれません。もうすぐ皆様とお会いできるのを楽しみにしています！　それまで皆様お気をつけてお過ごし下さい！

ロンドンより　愛を込めて　　　　アダム・クーパー」